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【世界遺産】宗像大社に行ってきた感想

 2017年に世界遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺跡群。 

 

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺跡群とは?

世界遺産なったことだし、宗像大社行ってみよう、と軽い気持ちで宗像に行って来ましたが、そもそも宗像の世界遺産って?

神宿る島とは?

沖ノ島

神って?

 

行って来たものの、自分でもよく分かっていませんでした。

宗像大社に行って来た感想を書く前に、ネットで調べた情報を元に、自分なりに宗像の世界遺産について、まとめてみようと思います。

 

宗像の神は、三姉妹!

田心姫神(たごりひめのかみ)

湍津姫神(たぎつひめのかみ)

市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)

 

宗像三女神と言われています。

日本最古の歴史書である『古事記』や『日本書紀』にも出てくる女神です。

アマテラスとスサノオの誓約によって生まれ、航海の安全を守る神として、祀られているそうです。

 

そしてそれぞれ、

長女・田心姫神(たごりひめのかみ)は沖ノ島沖津宮

次女・湍津姫神(たぎつひめのかみ)は大島の中津宮

三女・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)は宗像大社境内の辺津宮

に祀られています。

 

 

 沖ノ島とは?

上にも書いたように、長女の田心姫神が祀られているのが沖ノ島です。

沖ノ島は、九州と朝鮮半島とを結ぶ玄界灘のほぼ中央にあり、遣隋使や遣唐使も、この沖ノ島を目印にして渡航していた記録が残っているそうです。

この沖ノ島には、古代祭祀の際に神にお供えした、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、そのうち八万点が国宝に指定されています。

その内容や遺跡の規模の大きさなどからも、沖ノ島は「海の正倉院」ともいわれているそうです。

しかし、沖ノ島は女人禁制の上、一般人の上陸も禁止されています。 

 世界遺産になったことだし行ってみたかったのですが、残念。

ですが、我々一般人でも、気軽に行ける場所があります。

それは、三女・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られている宗像大社辺津宮です。

 

 

宗像大社

 というわけで、やって来ました。

宗像三女神の三女・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られている宗像大社です。

 宗像大社は、大きな神社です。

新しく綺麗な印象で、歴史の古さはあまり感じません。

広い駐車場に、車もまばら。あまり世界遺産登録の恩恵を受けていないような気がしました。

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宗像大社から歩いて3分のところに、博物館『神宝館』があります。

ここでは、沖ノ島で発見された国宝8万展が収蔵してあります。

入館料600円を払って、入ってみました。

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神宝館を回りながら、自分の歴史知識の少なさに愕然としました。

日本史弱者の私は、国宝の金製指輪をみても、「黄金の指輪きれいだなあ」と小学生並みの感想しか言えませんでした。

宗像の世界遺産も、日本史、特に日本書紀大和朝廷あたりの歴史を知っておけば、もっと勉強になったんだろうな、と思いました。歴史マニアなら、感激するのでしょう。

宗像に来る前に、日本史の勉強をしとけばよかったと後悔しました。

だって、日本書紀の神様の名前って、覚えにくいし読みにくいから、勉強する気おきないんだもんっ!(言い訳)

 

というわけで、amazonで評価のいい歴史の本を紹介します。

宗像の世界遺産に行かれる場合は、事前に日本の歴史を勉強した方が、より楽しめると思いますよ。

 

まずは漫画から。

漫画なら、途中で挫折することなく読めます。私のような勉強嫌いの方にもおすすめです(笑)。

 

 

漫画では物足りなくなった方、もっと詳しく勉強したい方には、日本書紀の現代語訳の本があります。

日本書紀(上)全現代語訳

 

日本書紀(下)全現代語訳版

 

 

いかがでしたか?

宗像の世界遺産について、少しでも興味を持っていただけたでしょうか?

私も、もっと日本の歴史について勉強しなければと思いました。まずは日本書紀の漫画版から読んでみようと思います。

みなさんもぜひ。ではでは。