月についてのおすすめの本『月はぼくらの宇宙港』
夜、空を見上げれば、何が見えますか?
新月でもない限り、見えるものがあると思います。
そう。月です。
地球の唯一の衛星であり、昔から人々に親しまれていた月。
ふと、月について知りたいと思って、本を購入。
その本がかなり面白かったので、ご紹介しようと思います。
月はぼくらの宇宙港
後から知ったのですが、2017年の中学生の課題図書になった本らしいです。
文章は、小学生が読んでも理解できるようにやさしく書かれてあります。読みやすい。特に、おすすめなのが、ミニ実験コーナー。
「明日の月を予想してみよう」「月面の足跡をつくってみよう」などのミニ実験コーナーは、夏休みの自由研究で参考になる内容です。親子で実験してみたら、楽しいだろうなと思います。
ですが、この本。
こども向けかと思いきや、大人が読んでも面白い!
知らなかった! がたくさんあります。
まさに、全世代向けの本です。
表紙を見た感じで「こども向けの本でしょ」と勝手に判断して申し訳なかった。
ですが、私が月に関する本を読んで一番思ったのは、
『人間って、月についてまだわかっていないことだらけなんだなあ』
ということ。
月は地球の衛星ですし、もっとも身近な宇宙です。
最近の科学力の進歩にはめざましいものがありますし、月についてもある程度のことは、解明されているだろうと思っていました。
ですが、本を読んで思ったこと。
月にはまだ不明な点が多い!!
・月には水があるのか?
・月はどうやってできたのか?
・月の表と裏側が違いの理由は?
などなど。
だから、この本を読んだ感想は、
「月について分かったぞ!」ではなく「分からないことが増えたぞ!」と言うのが正しい。もちろんそれは良い意味で。
これから月について研究したいという人には、未知の分野があるということは魅力的で、研究しがいがあるでしょう。
つまり、月はこれからもホットな研究対象ってことです!
月について少しでも興味がある人は、読んでみる価値ありです。