夏休みの自由研究に!「紙すき」実験
夏休みの自由研究。
何をすればいいか、困っちゃいますね。
実験道具を一からそろえるのもお金がかかるし…。
そんな時に、おすすめ!「紙すき体験キット」です。
Amazonで購入し、実際に実験してみました。
1 実験キットについて
『自由研究ができちゃう! すきすき! 紙すきキット』
セット内容は以下のとおりです。
紙や和紙のことが学べる冊子つきなのが、ありがたいですね。
紙の歴史などが書いてあるので、自由研究のノートに写せば、「おお、ちゃんと調べたんだ」という感じが出ます。
よし! さっそく実験しよう、として、足りないものを発見。このキットだけでは、足りない材料があるみたいです。
・空のペットボトル 500ml
・でんぷんのり
空のペットボトルは家にもありましたが、でんぷん糊はなかったので、近所のイオンで慌てて買ってきました。
2 実験方法について
実験方法は簡単。小学生一年生でもできる内容だと思います。普通の紙すきでは、紙をミキサーで粉々にする必要がありますが、このキットではミキサーは不要です。ペットボトルで振るだけです。
パルプをこのように1センチ幅程度に切って、一枚にだけ、でんぷん糊をつけます。
そして、準備していた水入りのペットボトルに、切ったパルプとビー玉を入れます。
そして、振る!
説明書にはパルプがどろどろになるまで1〜2分振ると書いてありましたが、私の場合、5分くらいかかりました。ビー玉を入れるのを、忘れないようにしましょう。
いい感じにどろどろになったら、容器に流し込みます。
ビー玉をとって、指で平にします。
そして、板を上に乗せて、押し込みます。
ぎゅ〜〜!
ある程度水を絞ったら、枠から板を取り出します。
板から外します。
そして、タオルで挟んで水分をとります。
水気をとったら、こんな感じ。
写真ではわからないですが、ぎゅーっと押し込みしすぎて、ネットの形がついてしましました。
あとは、これをアイロンか自然乾燥で乾かずだけ。
簡単です!
3 発展方法
キットには、パルプがはがき10枚分入っています。なので、ハガキが10枚作れると言う事です。(失敗しないので、大丈夫!)
キットの中には、お花紙(むらさき、赤、黄緑、黄、水色)が5種類入っています。このお花紙を、こんな感じでちぎって入れると色付きハガキができます。方法は、上の作り方と同じです。
1枚は無地(白)、残り5枚は色付きハガキを作ったとしても、全部で6枚。まだ4枚作れます。6枚作ったし、もう自由研究は終わりにすることもできますが、もっと紙すきしたい! と言う方のために、私が考えたアレンジ方法を書いてみます。
ご参考ください。
・1 お花紙の代わりに、新聞紙、広告紙などを入れてみる。
・2 ミキサーで粉々にした野菜をいれてみる。
・3 押し花を入れてみる。
・4 マーベリングで不思議な模様に色をつける。
・5 アロマオイルを入れて香り付きのハガキに。
などなど、いろいろなアレンジが可能です。
ちなみに私は、色付きハガキと押し花と野菜の汁(スイカ入り)の組み合わせで作ってみました。
①お花紙(赤)+押し花(時間が経つと、押し花が変色してしまいました…。)
②無地
③押し花+スイカの汁(ちょっと赤くなっているのが分かりますか?)
いろいろなアレンジ方法がある紙すき。
このキットでいろんなハガキが作れます。アレンジ方法は無限大! 簡単にできますし、夏休みの自由研究にいかがでしょうか?
「紙すきキット」はAmazonで購入できます。
マーベリング用の絵の具
押し花
追加のパルプがあれば、何枚でも作ることができます。