福岡博多座魔界転生の感想
知り合いからチケットをいただいたので、観てきました。
チケットを取ったのが直前だったので、席は二階席の端っこです。あまり良い席ではありませんが、頂き物なので…。
前編後編の約4時間。濃い時間でした。
さっそく以下に感想を。
感想
キャスト
あまり芸能人には詳しくない私でも、知ってる有名人多数。
豪華キャストです。
やはりみなさん、舞台映えする素敵な声ですね。
遠くからの席では、表情までは分かりませんでしたが、声の素敵さにしびれました。
役者さんって、すごい!って再確認。
演出
プロジェクトマッピングを多用し、場面変更やストーリーを理解しやしくする工夫がされていた。
だけど、あまり活用しすぎると、映画でよくないか?
と思ってしまう。今作においては、ちょうど良い按配。
溝端淳平のワイヤーアクションについて。
アクションってほどではない。宙に吊らされている感満載。揺れてたりして、不安定。
申し訳程度のワイヤーアクションでした。ワイヤーアクションなくてよかったのでは?というレベル。
あと、二階席だったので、一階席舞台下にいるキャストが見えにくくて、ところどころ誰と話してるんだ? 状態でした。
舞台前の席は、役者さんに近い分、値段も高くなっているのはわかりますが、最低限、どの席からでも、ストーリーが最低限伝わる設計にしてほしい。
ストーリー
ギャグをところどころに挟んでいて、楽しめる。ご当地ネタもあった。
しかし、キャラ数が多いので、キャラを覚えるのに一苦労。
ようやく名前とキャラを覚えた!というころには、その人が死んだり…と。
とにかく、登場人物、しかもサブではない主要な登場人物が多い!
魔界転生グループと柳生一門。
主要メンバーだけで、10人以上になる。
人数が多いため、一人一人の背景の掘り下げも浅くなってしまう。
いきなりこれこれでーと説明されても、あ、はい、そうですか。というか、死亡フラグ?(察し)
前作 の 『真田十勇士』 と続いている部分もあって、まったく歴史に詳しくないと厳しいと思います。
原作小説とストーリーは違うみたいだけど、先に小説を読んで勉強しておけばよかったと後悔。
原作の山田風太郎小説はこちら。
まとめ
総合評価としては、70点。
キャストも豪華だし、アクションも良かったけれど、ストーリーがやや複雑でした。
見ようと思っている人は、キャラと名前を頭に入れてから見たほうが良いと思います。
原作小説とは、ストーリーは違うみたいですが、小説を読んでいたら、キャラ名前や性格、背景もわかって、面白さは倍増だと思います。
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