高所恐怖症がハワイでスカイダイビングした感想
どうも。高所恐怖症です。
遊園地のジェットコースターは、絶対無理。もし乗ったら「キャー」と叫ぶこともできずに、涙が止まらなくなる。でも、気絶するほどではない。自称・高所恐怖症レベル中度。そんな私が、ハワイでスカイダイビングを体験してみたので、以下に感想を書いてみます。
スカイダイビングの流れ
事前準備
出発前に、ベルトラで予約しました。
9時からと12時からのコースがありましたが、9時からのコースはすでに埋まっていたので、12時からのコースを選択。
高度も4267mと2438mがありますが、値段もそこまで変わらないので、4267mを選択しました。もし迷われているなら、ぜったい4267mのコースをおすすめします。
当日の流れ
朝、バスが迎えに来ます。ピックアップの時間と場所は、ベルトラ経由で連絡があります。
9時にホテルの前に集合だったのですが・・・・バスが全然こない!!
天気も小雨だったので、中止になったのかな? 電話しようかと思ったけど、電話の仕方も分からない。とりあえず待つこと45分。ようやくバスが到着。
遅すぎ!
しかも、他のお客さん乗ってなくて、私たちが一番目のピックアップでした。どゆこと? これがハワイ流? 日本人は時間に正確なのかもしれないけれど、45分はないでしょ。
ということで、バスは遅れます。1時間程度の遅れは覚悟しておいてください。
バスの中では、注意事項の動画を見ました。開発者らしきあやしげの教祖みたいな人が(↓こんな人)
・死ぬリスクを理解しているか
・訴訟しない
という内容の説明します。日本語でもビデオが流れるので、英語がわからない人も安心してください。
飛行場に到着すると、教室みたいな部屋で、値段の説明があります。スカイダイビングの代金は事前にクレジットカードで支払っていましたが、写真と動画の追加ができるとのこと。動画は多分199ドル、写真は99ドルくらい。(うろ覚え)
せっかくなので写真を追加しました。
それからは、自分の番が来るまで待ち時間です。おそらく、2時間くらい待ったと思います。時間を潰せるような遊び場もないので、なにか持って行った方がいいと思います。朝からの人は、そこまで待ち時間がないと思われるので、可能ならば、9時からのコースを予約した方がいいと思います。
ようやくアナウンスで名前が呼ばれたら、背中にパラシュートを背負って、インストラクターから飛び方の説明があります。
・落下中は、海老反りをする
・地面に落ちるときは膝をまげる
・笑顔を忘れないこと
と、簡単に説明がありました。
片言の日本語とジェスチャーで、なんとなく理解できましたが、地上では簡単にできるけど、空中でできるの? と不安でした。
それからまた1時間待ちます。
ようやく名前を呼ばれ、飛行場のセスナに乗り込みます。
バス待ちも合わせたら、合計4時間は待っていたと思う。待ちくたびれたよ〜。
そして、いざ、セスナに乗って雲の上へ!!
超高いでしょ。でも、落ちる場所は、もっと高い。雲の上のさらに上。飛行機だとすでにベルトランプも消えているよ、というくらいの高さまで行きます。
そうして、とうとう、落下地点へ到着!!
次々、順番に落ちて行きます。
私は、いやだいやだ、と小声で言っていました。
だけど、怖がる余裕なんてない。そして、暴れたら余計に危険。
ちょっと待って、ほんとうに落ちるの? え、え?
とボソボソ言いながら、
わつ、つー、すりー。もなく、心の準備もできないまま落下。
これから先は、夢と現実の間のような感覚でした。
グオオオオオオオという風の音がしたこと、すっごく目が乾燥したことを覚えています。目を閉じたかったけれど、この一瞬が数千円するんだ! と考えると(ケチだww)、目を閉じることができませんでした。
落ちている間は、死ぬんだ、死ぬんだ、ああ、もう死んだ、ということしか考えられなくて、せっかくなら景色を見たり、楽しめばよかったと反省。
落ちている間も、インストラクターさんが、ハンディカメラで写真をたくさん撮ってくれています。私は、ずっと青ざめた顔のままだったので、ピースやポーズなどをして写真を取ればよかったと思います。(そんな余裕なかったけれど。)
雲の中で、パラシュートが開きました。パラシュートが開くときは、グオンと体が急に持ち上げられて、びっくりします。けれど、パラシュートが開いてからは、落ちる速度もゆっくりになって、少し安心。
風が強く、くるくると旋回しながら落ちます。
このときは、少し余裕ができて「キャー」と叫ぶ余裕は出てきていました。
けれど、やっぱり怖い。けれど、いい景色でした。個人的には、フリーフォールよりも、パラシュートで落ちている時の方が、楽しかったです。人によっては、酔う人もいるらしいので、酔い止めを飲んだ方がいいかもしれません。
あっという間でした。セスナで離陸してから30分。
最後に、出来上がった動画を見て(動画は頼んでいなかったけど、勝手に動画を取られていた。別に購入しなくても良い。)、受付で写真データをもらいます。iPhoneだったのでAirDropでデータを受け取りました。動画を買おうかなあ、と迷ったけれど、落下中の私は、カチンコチンで動きがなかったので、ほぼ静止画と同じ笑。なので、当初の通り、写真を購入しました。枚数はかなり多くて100枚以上あります。
インストラクターさんにお礼を込めて、ボックスにチップを入れてから、バスでホテルに帰ります。
ただ落ちただけなのに、筋肉を使っていたのか、バスの中では爆睡。ホテルに着いたのは、午後2時くらいでしたが、ホテルに帰ってからも、夕方まで眠ってしまいました。
まとめ
最後にまとめとして、私がスカイダイビングして感じた注意事項を以下にまとめますので、スカイダイビングされる際は、ご参考ください。
9時から始まるコース、高度4267mがおすすめ
ピックアップのバスが遅れても諦めない。
待ち時間が長いので、時間を潰せるもの(本など)を持ってくる。
スカイダイビングを楽しむ
午後には予定を入れない方がいい
高所恐怖症は治ったのか? →治りませんでした。
日本ではなかなかできないスカイダイビング。ハワイの記念にいかがでしょうか。
私が予約をしたベルトラ